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一番売れているカート「makeshop」のデータから見る、売れるECサイトの作り方

一番売れているカート「makeshop」のデータから見る、売れるECサイトの作り方

弊社が提供しているネットショップ構築ASP「makeshop」は、2012年以降7年連続で年間総流通額(受注金額)が業界No.1を獲得している“日本一売れているショッピングカート”です。
今回はそのmakeshopのデータから、売れるECサイトに必要なことをご紹介したいと思います。

ではまず、ECサイトの立ち上げ時期に関することから考えていきましょう。

ECサイトを開店したら、すぐに売上はあがる?

ECサイトを立ち上げてからすぐに売上が上がるのかというと、残念ながらそうではありません。

独自ショップを立ち上げる場合は、商品数・店舗数が多く集客力に優れているモールと比較すると、集客に時間がかかるため、最初の売上が上がりづらいというのが実情です。

「じゃあ、モールのほうがいいじゃん?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、モールは競合も多いため商品が埋もれやすく価格競争に陥りやすいこと、また、自社の会員にならないことや、手数料が高く、商品が売れても利益が上がりづらいデメリットがあります。

一方、独自ドメインのショップは一旦集客に成功し会員を増やすことができれば高い利益率を保てることがメリットですので、ECサイトの初動はまず集客が大切と言えます!

ECサイトをやるからには立ち上げ時期からしっかりとした集客対策を!

makeshopのデータでは、ショップを立ち上げてから初めて売上が上がるまで、2015年は平均で約110日の期間がかかっていましたが、その平均期間は年々短くなり、2018年には約90日となっています。
また、初めて売上が上がった月の平均月商のグラフを見ると、右肩上がりに増えていることがわかります。

makeshopでは、ショップ様に少しでも早く安定した売上を獲得していただけるよう、集客サービスのリリースや集客ノウハウの公開などサポート体制の強化を続けてきました。

そういった環境整備を継続していくなかでショップ様にもそれらのサービスを活用していただき、初めて売上が上がるまでの平均期間は年々短くなり、また、初めて売上が上がった月の平均月商も年々増加してきました。

独自ショップのメリットを最大限に活かすためには、まず初動の段階で集客に注力することが重要です!

初動で集客に成功したら、売上は伸び続ける?

では、初動で集客に成功したら、売上は伸び続けるのかというと…もちろんNOです。

makeshopのショップ様の、立ち上げから5年目までの平均年商は継続年数が伸びるにつれて増加しています。

しかし、全てのショップ様が継続年数に応じて売上を伸ばしているという訳ではありません。

各店で初めて売上が上がった月の月商とその3年後の月商を比較してみると、3年後の売上を伸ばしているショップ様は全体の約70%です。
さらにここから中堅層である月商100万円以上のショップ様に絞って見てみると、55%のショップ様は3年後の売上を伸ばしていますが、逆に45%のショップ様は売上を減少させてしまっていることになり、売上規模が大きくなるほど二極化の傾向が如実に表れていることがわかります。

では、どうしたら売上を伸ばし続けることができるのでしょうか?

商品や売り方にあわせたカスタマイズで売上をUP!

売上規模が大きいショップ様は、それだけの売上を獲得する要素を持っているはずです。
例えば

・そのショップでしか取り扱っていない商品ラインナップで優位性がある
・実店舗をもっておりECサイト立ち上げ前から認知度がある
・高額商品の取り扱いが多く、1点の注文でも売上金額が高い

など、さまざまなパターンが考えられます。

makeshopはネットショップ構築ASPの中でも圧倒的機能数を誇るサービスですが、ノンカスタマイズのASPである以上、商品や売り方に特異性のあるショップ様にとってはmakeshopでは物足りない場合がでてきます。
弊社ではそういったショップ様向けに、makeshopをベースに足りない機能をクラウド環境でカスタマイズできる「makeshopエンタープライズ」を提供しています。

カスタマイズしたいショップ様の要望は多種多様です。

例えば「すでに利用している基幹システムと連携させたい」や「電話やFAXから注文を受け付けているので代理注文できるようにしたい」または「実店舗があってECと実店舗で会員情報やポイントを連携させたい」などなど。
makeshopエンタープライズは商品や売り方にあわせたカスタマイズが可能なため、ショップ様の特異性を活かし売上アップを目指すことができます。

実際に、makeshopエンタープライズをご利用いただいているショップ様は、初めて売上が上がった月の月商と、その3年後の月商を比較した際に売上が減少している店舗の数が抑えられているのがわかります。

今の自分たちの商品や売り方にあったECサイトになっているか常に考え、必要に応じてカスタマイズし、ブラッシュアップしていくことが継続的な売上アップにつながっていきます。

売れるショップは見た目も大事!

ブラッシュアップしていく必要があるのは、ECサイトの仕組みの部分だけではありません。
実店舗とECサイトのポイントが連携されたからと言って、店頭のブランドイメージとかけ離れた見た目のECサイトに誘導してしまっては、ブランドのファンもネットで買う気が失せてしまいます。

makeshopでは今年の3月より、新たなデザイン編集機能「クリエイターモード」をリリースいたしました。
クリエイターモードは自由度が高くカスタマイズ性に優れているため、例えば大きな画像を使用してブランドの世界観や商品のディテールまで伝わるようなこだわりのデザインでECサイトを構築することができます。

また、レスポンシブWebデザインに対応しているため、タブレットやスマートフォンなどデバイスに応じて最適な表示がされますので、きれいにデザインしたECサイトをいつでもどこでもきれいな状態で見ていただくことができます。
近年のEC市場ではスマートフォンからの購入が増え続けていますので、スマートフォンでも最適な表示がされるということは、売上を拡大するにあたりとても重要となります。

クリエイターモードをご利用いただいているショップ様の導入前年と導入後のスマートフォン経由の売上・注文数を比較してみると、売上は8%、注文数はなんと19%も伸びていることがわかりました。

「そりゃあ見た目が良いほうが売れるに決まってる」と思っていらっしゃる方は多いかもしれませんが、ただきれいなECサイトにするというだけでなく、この商品を買ってくれる人はどんな環境で、どういう情報を求めてECサイトを見ているのかをよく考え、その人にとって買いやすくきれいなショップにしていくことが大切です。

まとめ

今回はmakeshopのデータをもとに売れるECサイトに必要なことを考えてみましたが、もう一度おさらいすると以下の3点が言えます。

・ECサイトの売上は勝手に上がるわけでは無い。初動の集客対策が重要!
・継続的に売上を伸ばすには、常に商品や売り方にあわせてECサイトをブラッシュアップすることが必要!
・売れるショップは見た目も大事。ユーザーにとって買いやすくきれいなショップづくりを!

すでにECサイトを運営されていて軌道に乗っている方からしたら、当たり前と感じることばかりかもしれませんが、「結構考えなくちゃいけないことが多いな…」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方は、一度弊社にご相談ください。弊社のEC運営代行サービスでは2万2,000のショップ様にご利用いただいているmakeshopのデータやノウハウをもとにECサイトのプロが売上アップのご支援をさせていただきます。

EC運営代行サービスについて

GMOメイクショップでは、EC運営代行サービスをワンストップで承っております。
制作、集客、運営、コンサルティングなど、ECサイトに必要な全てを、お客様のご要望に併せた形でご提供致します。
商材はファッションだけではなく、雑貨、食品、化粧品など、何でも承ることができます。
メイクショップだけではなく、ASP型、パッケージなどの各種カートシステム、各種ECサイトモールに対応可能です。
「とりあえず相談してみたい!」という方は、ぜひ下記のCONTACTフォームよりお問い合わせください。

      

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