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ECサイトのカゴ落ちを減らす為の決済画面の改善方法

ECサイトのカゴ落ちを減らす為の決済画面の改善方法

今日は、前回の「ECサイトは注文画面で70%がかご落ちしている!?」の続きです。
さて、まずは前回でもふれたネットショップの決済画面でのステップを確認しておきましょう。

makeshopの決済画面は、4ページで構成されています。

買い物かごページ

【決済画面】ステップ1 「送付先の入力」 
名前や住所、お届け日を選ぶ画面です

【決済画面】ステップ2 「決済・配送方法選択」
支払い方法と配送方法を選ぶ画面です

【決済画面】ステップ3 「注文内容確認」
入力した内容で確定するか修正するかを選ぶ画面です

【決済画面】ステップ4 「注文完了」
サンクスページと言われる、注文が完了した時に表示される画面です

本日は、この決済画面のステップ1~4 で、お客さんの離脱を防ぐための実践的な方法についてお話していきます。

「買わなかった理由」を探す

これまでは、

「売れない理由」を考えるよりも、「売れた理由」(どこから来たお客さんの購入率が高いかや、どの商品が売れやすいか)を考えよう!

と言ってきましたが、このかご落ち対策に限っては

お客さんが「買わなかった理由」

を考えます。

まず、ペルソナの気持ちになりきってパソコンとスマホで買い物をしてみましょう。
実際にあなたのサイトの決済画面、ステップ1の画面を見ながら、「買わなかった理由」を考えてみます。


あなたのサイト、
こんな感じで全体的にオレンジの色になっていませんか?
(※makeshopご利用ショップの話に限ります)

もしそうなっていたら、それはmakeshopであらかじめ設定されている初期値の状態です。

買い物かごページのイメージと決済画面のイメージを統一する

サイトはブルーで統一されているのに、購入者が「買おう!」と思って意を決して進んだ決済画面が、逆色のオレンジ色だと、心理的に違和感を感じ、このまま買い物していいのだろうか?と不安になることがあります。
余計な不安を煽ることがないよう、買い物かごページのイメージと注文画面のイメージを統一することを意識しましょう。

決済画面でチェックしてもらいたい項目です。

《デザインイメージに統一感を出す》
横幅をショップの横幅に合わせる
文字の大きさ(フォントサイズ)を大きくする
背景色・画像がある場合は、統一する
ヘッダー画像を登録する
サイトでっているショップロゴを決済画面でも表示する
決済画面では、お問い合わせ先をわかりやすく表示する

[makeshopの設定方法]
設定画面:【ショップ作成> デザインの設定> 注文画面デザイン】
https://ms-manual.makeshop.jp/orderdesign/

入力ストレスの解消

通常、ネットショップで商品を買うには、決済画面であなたの名前、住所など正しい情報を10回ほど入力する必要があり、その度に入力項目が出てきます。
オンラインショッピングしてるとき、ずらっと並んだ空欄の入力項目を見て、ちょっとうんざりしたことはありませんか?

そういう思いをさせないためにも、ちょっとした気づかいを決済画面に散りばめることで、お客様が負担に感じることがないようにしましょう!

《入力ストレスの解消》
不要な入力項目を減らす(例)緊急連絡先など
ラッピングなどの必要な項目以外のアンケートなどは極力少なくする
入力フォーム最適化 :設定する
配送希望日を選びやすいように
年月日の表示方法 :「年月日でまとめて表示」 にチェック

[makeshopの設定方法]
設定画面:【ショップ作成 > 配送関連の設定 > 配送日時の設定】
https://ms-manual.makeshop.jp/deliveryday/

お客様のニーズにあった、支払い・配送方法を用意

あなたはこんな経験ありませんか?
カチカチカチと、一生懸命に住所、名前、メールアドレス、電話番号を入力して、さぁいざ決済へ!と進むボタンを押したら、
肝心の決済方法を選択する画面で、普段利用しているごくごく一般的な決済方法が使えないことを知り、

「ガ―――ン」

と一気にテンション下がってしまいぷんぷんしながら他のサイトへ移ったこと。
これはとってももったいないですよね。せっかくあと一歩で注文完了だったのに。

こうならないためにも、ネットショップで使える決済方法を充実させることは、購買率を上げるために非常にひじょ~に、重要な要素のひとつです。
特に、売上シェアがPCからスマホへ移っている昨今は、スマホに最適な決済や簡単な入力で済む決済を用意しておくことは重要と言えます。

また、これは補足ですが、ネットショップ内で使える決済方法をヘッダーやフッター、商品ページで記載しておくことで、決済画面に進んではじめて知った!買い物やーめた!という事態を防ぐ賢い方法と言えます。

それから、配送方法、配送希望日においても、お客さんがあらかじめ予測していたものとズレがあると、購入を中断されることがありますので、競合と比較して注文から商品受け取りまでの日数がかかりすぎていないか、しっかりと確認しておきましょう。

《お客様のニーズにあった、支払い・配送方法を用意》
他店の支払方法や配送方法、送料設定を調査(競合分析)し、お客様のニーズにあった、
なるべく多く支払い方法を用意する
なるべく多く配送方法を用意する
柔軟に選べる配送希望日を用意する

これらをちゃんと設定しても、離脱が多いようだと、入力フォームで入力を補助をしてくれる「EFOツール(※1)」などを導入してみるのも一つの手です。
(※1)EFOツール:EFO(Entry Form Optimization / エントリーフォーム最適化)の略。EFOとは、入力の手間を減らし、より短時間で正確に入力完了できるようにユーザに合わせて入力フォームを最適化することを指します。

このように、決済画面では、ペルソナの気持ちになって、どうして離脱するのか原因を探るようにして、課題を見つけたら一つ一つ潰していきましょう!
そうすることで必ず、あなたのショップの購買率は上がって行きますよ。

ショップを運営して最近、自分のショップで注文してなかったという人もこれを機にもう一度、注文して「買わない理由」を考えてみましょう!

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